- 初節句とは何のことですか。3月3日間際に生まれた女児も、その年にすべきなのですか?
- お子様が初めてお迎えになる節句を初節句と称します。女児の場合は最初のひな祭りが初節句です。また、3月3日生まれでも、本来はその日が初節句になりますが、実際はお宮参り(生後30日前後)を基準として考え、それ以前にひな祭りが来る場合は翌年にされる場合もあります。
- ひな祭りとはどのような祭礼ですか。その由来と歴史を教えてください。
- 平安時代の宮廷では姫君や貴族の女性たちが「ひいな遊び」に興じていました。「ひいな」とは可愛いものという意味で、男女一対の「ひいな」に綺麗な調度品を飾って遊びました。これに、3月3日の「上巳の節句」が結びついて女児の幸せを願う「ひな祭り」になっていきました。ちなみに、「上巳の節句」とは3月初めの「巳の日」に幼児のそばに「紙雛」などの魔除け人形を置き、厄を祓うという風習です。このようにして「ひな祭り」が盛んになると宮中装束を模した美しい「内裏雛」も飾られるようになっていきました。
- ひな人形はどちらの家がお支度するものなのでしょうか?
- 江戸時代にはお嫁入りのときに、ひな人形を持参するという風習が生まれました。ですから、今日でも母方の実家から贈る場合が多いようです。しかし、今日では可愛いお子様のためにご両家で話し合い、費用も折半するケースも少なくありません。いずれにしても女児がはじめて迎える「桃の節句」は幸多き未来をご両家で祈願する大切な祭礼です。皆様で盛大にお祝いください。
- お飾りをする時期(飾る日)を教えてください。また、仕舞う(片付ける)のはいつですか?
- 一般的には立春(2月4日)頃から2月の中旬にお飾りします。仕舞うのも季節の節目という節句の本来の意味からすれば、「桃の節句」が終われば、早めに仕舞うようにします。また、お人形のためにお天気が良く、乾燥している日を選ぶようにしてください。
- 雛飾り(雛人形)の飾り方(並べ方)は決まっているのですか?
- お飾りには優美華麗を極める十五人揃え七段飾りから五段飾り、三段飾り、二段飾り、親王飾りなど、七段飾りを基本にした様式があります。詳しくは各段飾りの配置・位置のご案内をご覧ください。また、有職京ものは古来よりの序列に則って殿を左(向って右)、姫を右に飾ります。
- ひな人形の選び方を教えてください。
- 平安京の時代にはじまる宮廷文化の雅びな美意識を継承する有職京ものをお選びください。その際立つ特徴は「一に頭」、「二に衣裳」という言葉に象徴され、不変の評価を得ています。切れ長で伏せ目がちな「うりざね顔」、一本一本を手梳きで結い上げた「おすべらかし(王朝髪)」、衣裳は伝統美を誇る西陣織で高貴な有職文様を再現し、衿や袖口の重ね具合まで史実考証に基づいて丹念に仕上げています。京都島津の有職京もの・ひな人形は京都島津の総本店及び各店でしか販売いたしておりません。最寄りのお店でじっくりとお見立ての上でご納得のひな人形をご購入ください。
- 節句人形アドバイザーとは何ですか?
- お客様に納得のいく節句飾りをお選びいただくために、(社)日本人形協会が認定した節句人形のスペシャリストのことです。節句に関する歴史・文化・技術などすべてについて熟知している公的に認められた専門家が最適なお人形選びをご提案させていただきます。京都島津なら安心して初節句のお支度をしていただけます。
- 長女にはひな人形を贈りましたが、次女や三女の場合はどのようにするのがならいですか?
- 一人ひとりの健やかな成長と幸せを願うものですから、それぞれに同じようにひな人形を用意するのがならいです。もし、お住まいのスペースなどの制限がある場合は、初節句のお祝いになるようなお人形を飾るようにしましょう。
- 私(母親)のひな人形があるのですが、娘の初節句に飾ってもよいのでしょうか?
- 一人ひとりの健やかな成長と幸せを願うものですから、それぞれに同じようにひな人形を用意するのがならいです。もし、お住まいのスペースなどの制限がある場合は、初節句のお祝いになるようなお人形を飾るようにしましょう。
- ひな祭りはどのようにしてお祝いをすれば良いのでしょうか?
- ひな祭りはできるだけ多くの方々をお招きして、華やかに楽しくお祝いするのが大切です。縁起物のお料理としてはまぐりやさざえなどの巻貝、よもぎ入りの草餅、ひなあられ、白酒などが一般的です。もちろん、ひな祭りにちなんだケーキ、みんなで味わえるちらしずしなども喜ばれます。
- ひな祭りの日には、ご近所にも何かお贈りするものでしょうか?
- お子様の大切な祭礼ですから、ご近所の方々にも寿いでいただけるように心づくしのお祝いの品をお贈りください。昔からのならいとしては、菱餅やひなあられなどをお配りします。また、お祝いをいただいた皆様には、お礼状にお赤飯やおめでたいお菓子などを添えてお返しします。赤ちゃんの写真も忘れずに…。
- 江戸時代には「後の雛(のちのひな)」があったと聞きましたが、どのようなものですか?
- 往時の史料によると8月1日や9月9日にもひな人形を飾ったことが記されています。貞享、元禄年間に始まった祭礼で「後の雛」と称されていたようですが、広く定着することはなかったようです。ちなみに、9月9日は重陽の節句に当たります。
- お役目を終えたひな人形はどうすればよいのですか?
- 京都島津ではお子様のご成長祈願も兼ねた人形感謝祭を開催しています。毎年、10月15日の「人形の日」に京都嵐山、虚空蔵・法輪寺において大切な思い出が託されたお人形をご供養しています。どうぞお気軽に京都島津にお問合せください。
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