五月人形の飾り方 | 京都島津

五月人形の飾り方と、しまい方を詳しく解説しています。


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14お子さまの通過儀礼初節句雄々と大空に泳げ、鯉のぼり元気な男の子が初めて迎える端午の節句は ﹁初節句﹂。すこやかな成長を願ってお祝いします。初節句のお祝い品は、妻の里方の祖父母が贈るならわし。男の子には、かぶと飾り・よろい飾りや、桃太郎、弁慶、牛若丸などの武者人形、鯉のぼりなどをプレゼントします。お祝いの日は、菖蒲の花を飾り、かしわもち・ちまきなどをいただきます。七五三いつまでも変わらぬやさしい心就学祝いお子様の門出に学校教育を受けて、さらに成長していく、人生の門出ともいえる時期の祝いです。十三参り子供から大人へ陰暦の三月十三日、今では四月十三日に行われる年祝いのセレモニーです。お子様が十三歳︵数え年︶になったときに祝います。京都嵐山・法輪寺虚空蔵菩薩は特に有名です。初誕生満一歳はやんちゃ盛り初めての誕生日では、赤ちゃんを囲んで、この一年間の無事な成長を親しい方を招いて祝福します。満一歳を迎えるこのころには、赤ちゃんはよちよち歩きをはじめたり、早い赤ちゃんでは、片言のおしゃべりをはじめたりするものです。昔は、初誕生には、おもちをついて祝う習慣があったので﹁もち誕生﹂とも呼ばれますが、今では、赤飯やケーキで祝うことの方が多いようです。初正月生まれるその日まで、健やかに初正月は、赤ちゃんが初めて迎えるお正月。数え年で二歳になったお祝いをします。無病息災、開運の願いをこめて、男の子には破魔弓、女の子には羽子板など、おめでたい伝統のお飾りを贈るならわしです。初正月に関する情報はホームページにてご覧になれます。古代中国ではお正月にかたい飴を舐めて歯を鍛え、健康と長寿を祈願しました。日本でも宮中では迎春に鹿や猪の肉をはじめ、かたい食材をあえて食する歯固のならいがあり、天皇にも健康と長寿を祈願して﹁御歯固の献立﹂が献上されました。お子様の﹁喰べ初め﹂の歯固石も同様の祈りが託されています。歯固石︵はがためいし︶三歳は﹁髪置き﹂といい、江戸時代に三歳児は円形や輪型に髪を残し、前髪を剃るという儀式を行いました。五歳の﹁袴儀﹂と呼ばれる儀式は、平安時代には、女児も袴をはいていたので、子供が始めて袴をはく儀式でしたが、女の子の服装が変わり、やがて、男の子だけの儀式となりました。七歳は﹁帯直し﹂といい、初めて帯を結ぶ女の子の儀式です。


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