ひな人形の飾り方 | 京都島津

雛人形(ひな人形)の飾り方と、しまい方詳しく解説しています。


>> P.4

4ひな人形の飾り方《十五人飾り(七段)の飾り方》◆ひな人形をきれいに飾るには、まず中心をきめて左右のバランスよく飾るのがコツです。また、各人形の目線を少しづつ中央に向けると人形が生きてきます。◆お人形は、段の上の方から飾りましょう。誤って落としても下の人形を傷つけたりしないように配慮しましょう。※お飾りになられたひな人形は種類によって異なりますがここに示された写真は、標準的な飾り方の一例です。 ︿屏風﹀④屏風は一度いっぱいに引きのばし、折りグセを弱めてから、左右均等に開くように飾ってください。 ︿親王﹀②③⑥親王台は、黒い台の上に畳のついた台を重ねて、繧繝模様を前にしてください。親王︵内裏雛︶は向かって右に男雛、左に女雛をお飾りください。これはその昔、禁裏御所の正殿紫宸殿の高御座には、天皇は向かって右、皇后は左と定められていたことによるものです。※内裏雛の左右が反対に置かれていることもあります。これは昭和の御大典の時、天皇・皇后の高御座が昔とは反対の位置になったためと思われますが、京都島津ではあくまで古式にかなう右ページの写真の飾り方を重んじています。 ︿雪洞・口花台﹀①⑤右ページの写真を参考に飾りましょう。︿三人官女﹀⑦⑨⑩三人官女は向かって右に本酌︵長柄銚子︶、左に次酌︵加銚子︶、中央に嶋台︵三宝︶を配してください。中央の官女だけが既婚者で他は未婚の女性です。︿高杯﹀⑧高杯は、三人官女の間にバランス良く配します。 ︿五人囃子﹀⑪∼⑮五人囃子は向かって右から謡︵扇︶、笛、小鼓、大鼓、太鼓の順に並べてください。 ︿随臣﹀⑯⑲随臣は左大臣︵知恵をあずかる老人︶を向かって右に、右大臣︵力をあずかる若者︶を向かって左に置いてください。この随臣には左手に弓、右手に矢を持たせてください。※随臣は随身とも書き、昔、上皇・関白や兵杖︵護衛の武器︶を賜わった高貴の人々が外出するとき、剣を帯び、弓矢を持って供奉する近衛の舎人、つまり太政官のことであり左大臣はその長官ともいえます。 ︿菱台・御膳﹀⑰⑱左右対称になるようにそれぞれ配します。︿仕丁﹀∼仕丁︵衛士︶は守衛とお供役で、向かって右から熊手、塵取、箒︵または立傘、沓台、台笠︶の順に並べてください。なおそれぞれの表情が、怒り・泣き・笑いを表わしていますので、三人上戸とも呼びます。︿桜橘﹀⑳向かって右が左近の桜です。向かって左が右近の橘です。これは紫宸殿の階下の白砂の南庭に今も向かって右に桜、左に橘の木があることに由来しています。 ︿御道具﹀∼写真を参考にしながら、右から茶道具、針箱、鏡台、火鉢、両掛・長持、箪笥の順に並べます。 ︿御道具﹀∼写真を参考にしながら、右から御所車、重箱、御駕籠の順に並べます。人形・道具を飾りましょう七段目六段目三段目二段目一段目五段目四段目


<< | < | > | >>